ホームページがないと困る瞬間とは？小さな事業でも起こるデメリット7つと対策

「うちは小規模だからホームページは必要ない」
「SNSだけで十分じゃない？」
と、思っていませんか。

実は、ホームページがないことで信頼・集客・採用など、さまざまな場面で損をしている可能性があります。名刺交換後に検索されて何も出てこない、求人応募がこない、競合に比べて情報が少ないなどお客様との接点を減らしているかもしれません。この記事では、ホームページがないことで起こりがちな「困る瞬間」を事例ベースで紹介しながら、今すぐできる対策もあわせて解説します。

ホームページがない会社のデメリット7つ

ホームぺージがないと、気づかないうちに機会を逃しているケースが少なくありません。ここでは、起こりがちな「困る瞬間」を、具体的な事例とともにご紹介します。

1. 名刺交換後に検索されて何も出てこない

「この会社、どんな事業をしてるんだろう？」
名刺をもらった相手を検索しても情報が出てこない場合、信頼性に疑問を持たれることがあります。特にBtoBでは、取引前にホームページを確認するのが当たり前です。情報がないだけで、チャンスを逃してしまうのは避けたいでしょう。

▶BtoB企業にサイトは必要？営業効率と信頼獲得を両立するWeb戦略

フリーランスや副業など、個人でサービスを提供している場合も、情報不足により「申し込み」につながらないことも。インターネットで検索して、サービス内容・料金・人柄などの情報が見つかると、安心して「利用してみよう」と行動につながります。

2. 求職者が会社情報を探しても見つからない

採用活動でも、ホームページの有無は大きな差になります。求職者は「どんな会社か」「どんな人が働いているか」を知りたいもの。情報がない＝不安につながり、応募を避けられてしまうこともあります。

3. SNSだけで集客していたが、検索からの流入がゼロ

SNSは拡散力がある一方で、検索には弱いという特徴があります。「〇〇市　整体院」など、地域名＋サービス名で検索される場面では、ホームページがないと見つけてもらえません。SNSだけでは限界があるのです。

4. 電話対応が増えすぎて業務が回らない

ホームページがないと、問い合わせの窓口が電話だけになりがち。営業時間外の対応ができず、業務の負担も増えます。フォームやFAQがあれば、対応コストを減らすことができます。

5. 地元の競合が検索で上位表示されている

同じ地域で似たサービスを提供している競合が、検索で上位に出てくると、比較検討の段階で負けてしまうことも。ホームページがないだけで、選ばれるチャンスを逃してしまいます。

6. 口コミで興味を持たれたが、情報が見つからず離脱

「友達に聞いたけど、詳しいことがわからない」
口コミや紹介で興味を持ってもらっても、情報が見つからないと離脱される可能性があります。せっかくの認知が、信頼につながらないのはもったいない。

7. 補助金・助成金の申請で「ホームページURLの記載」が必要

意外と見落とされがちですが、公的な申請書類にホームページURLの記載欄があるケースもあります。情報発信の場として、ホームページがあるだけで申請がスムーズになることも。

ホームページがない理由・よくある誤解

なぜホームページを持たない会社があるのでしょうか？ 「うちは小規模だから」「SNSがあるから十分」といった声には、一理あるようでいて、見落とされがちな誤解も含まれています。

「うちは小さいから必要ない」は本当？

実は、事業規模が小さいほど、ホームページは“信頼の入口”として重要になります。

大手企業は名前だけで検索され、情報も豊富に出てきますが、小規模事業の場合は「〇〇市　サービス名」などで検索されることが多く、ホームページがないと見つけてもらえないこともあります。

また、初めての取引や問い合わせの前に、相手が「どんな人がやっているのか」「どんなサービスなのか」を確認したいと思うのは自然なこと。情報がない＝不安につながり、せっかくのチャンスを逃してしまう可能性もあるのです。

「SNSがあるから十分」は本当？

SNSは「今」を伝えるのが得意です。日々の活動や雰囲気を発信するには便利なツールですが、情報の整理や検索性には向いていません。

たとえば、営業時間や料金、サービス内容などを知りたいと思っても、SNSの投稿を遡るのは手間がかかります。しかも、検索エンジンではSNSの投稿は上位に表示されにくく、新規の見込み客に届きづらいという弱点があります。

一方、ホームページなら、必要な情報をわかりやすく整理して掲載できるため、初めての人にも安心してもらえます。SNSとホームページは、役割が違うからこそ、併用することで効果が最大化するのです。

ホームページがあるメリット

ホームページを持つことで得られるメリットは、単なる「情報掲載」にとどまりません。

1.信頼性の向上	検索されたときに情報があるだけで安心感が生まれる
2.集客の効率化	検索流入や問い合わせフォームで、営業コストを削減
3.採用への好影響	会社の雰囲気や理念を伝えることで、応募者の質も向上
4.情報発信の自由度	ブログやお知らせで、最新情報を自分のペースで発信できる
5.SEO効果	地域名やサービス名で検索されるチャンスが広がる

大きいメリットは、信頼性の向上です。検索されたときに、会社やサービスの情報がしっかり掲載されているだけで、「ちゃんとしたところだな」という安心感を与えることができます。

集客の効率化にもつながります。SNSやチラシだけでは届かない層にも、検索を通じてアプローチできるようになり、問い合わせフォームを設ければ、営業対応の手間も減らせます。

さらに、採用活動にも好影響があります。会社の雰囲気や理念、スタッフの紹介などを掲載することで、応募者が自分に合うかどうかを判断しやすくなり、ミスマッチの防止にもつながります。

ホームページがあれば、情報発信の自由度も高まります。ブログやお知らせ機能を使って、キャンペーン情報や最新の取り組みを自分のペースで発信できるのは、SNSにはない強みです。

そして、忘れてはならないのがSEO効果。地域名やサービス名で検索されたときに、ホームページがあることで表示される可能性が高まり、見込み客との接点を増やすことができます。

小さな事業でもできるホームぺージ活用

「ホームページは大企業のもの」「予算がないから無理」と思っていませんか。ここでは無料で始められる方法から、プロに依頼する際のポイントまでホームページ活用のヒントを紹介します。

無料で始める方法

【3つの方法例】 ・ペライチやSTUDIOなどの無料LP作成ツール ・SNSプロフィールにリンクを設置 ・Googleビジネスプロフィールの登録

ペライチやWixといった無料のホームページ作成ツールを使えば、1ページ完結型のランディングページを簡単に作ることも可能です。SNSのプロフィール欄にリンクを貼るだけでも、情報の受け皿として機能します。

Googleが提供している「Googleビジネスプロフィール」に登録すれば、会社名や営業時間、サービス内容などをGoogle検索や地図上に表示できます。地域のユーザーに見つけてもらいやすくなるため、登録しておくのがおすすめです。

関連記事：
ホームページ制作で失敗しないための準備リスト｜依頼前に確認すべき8つのポイント

プロに依頼する

ホームぺージを作成するなら、プロに依頼すると安心です。ただし以下のポイントを押さえておきましょう。

【ホームぺージ制作代行の選び方】 ・目的に合った構成を提案してくれる ・文章や写真も含めてサポートがある ・スマホ対応・SEO対策が含まれている

プロに依頼する場合は、自分の事業目的に合った構成を提案してくれるかどうかも重要です。デザイン面では、テンプレートを当てはめるだけでなく、「誰に何を伝えたいか」を一緒に考えてくれるパートナーが理想です。

また文章や写真の準備までサポートしてくれるか確認しましょう。特に文章は、検索対策や問い合わせ導線に直結する部分なので、プロの視点があると安心です。

スマホ対応やSEO対策が含まれているかもチェックしましょう。今や閲覧の多くはスマホ経由です。見やすさや読みやすさは、問い合わせ率にも大きく影響します。

関連記事：
ホームページは自作かプロ依頼か？費用・効果・後悔しない選び方

まとめ：ホームページは「信頼の窓口」

ホームページがないことで起こるデメリットは、思っている以上に多く、そして深刻です。
でも逆に言えば、1ページでも情報を整えておくだけで、信頼・集客・採用の入口が開けます。

「うちもそろそろホームページを作ろう」と思った方は、まずは無料でご相談ください。
事業内容に合わせた構成や文章も、丁寧にご提案します。